都心脱出を考えている移住希望者は年々増えているという調査結果が毎日新聞でも発表されていましたが、移住経験者の私から見てもそれは大正解な選択だと思います! 移住後にたまに東京へ行くといつも思います。

「よくもまぁ〜こんな隣同士の家が隙間ない程くっついていて、緑がなく、いつも満員電車で、待機児童が減らない様な街に長年住んでいたよな〜」と。

確かに都心暮らしは便利で仕事も病院もいっぱいあり公共の交通手段も充実していますが、便利と引き換えに『人間らしい豊かな生活』からどんどんかけ離れて行く気がします。そして大きな天災など非常事態が起きると生き延びるのが難しいのが都会の弱点でもあります。思い立ったが吉日ですよ!Let’s 移住!!

 

移住後に絶対失敗しない田舎暮らし物件の選び方

都心からの移住者は年々増えているのに定住率はとても低いのが現状というデータが出ていますが、そもそもなぜ移住に失敗してしまう人が多いのでしょうか? それはよく言われている『田舎暮らしをナメきっている』という一言で済ますのは間違っています。 まず一番大事なのは、

選んだ移住先が自分の求めている生活スタイルが実現できる場所であるかどうか

という事です。目先の『移住補助金が多いから』だけで選ぶと痛い目にあいます。移住促進制度が充実していて補助金やサポートがしっかりしているところが良いに越したことはありませんが、優先順位でそこが一番にするべきではありません。

1)仕事編

まず移住に失敗する理由第1位は仕事です。移住した際に転職する事になる場合、どんな仕事をしたいのか、会社勤めを希望するのか自営業をやってみたいのかで大きく移住先候補が変わります。よく移住先で『仕事がない』とぼやいてしまう人は、間違った場所を選んでしまっているです。

仕事がない、という事は『勤め先がない』という事で、まず自営希望ではないですよね。そういう人は、「田舎町」でなく、「地方都市」を選ぶべきなんですね。(人気の地方都市ランキングはこちらの記事に書いてあります♪)

例えば1番人気の地方都市移住先である栃木市なんかは東京にも通勤可能地域ですし、自然多い地方でも小さな田舎町と違って「都市部」ですのでそれなりに人口も多く様々な職種で求人募集もあります。これが小さな田舎町ですと職種も限られ時給や月給もかなり安くなります。 なので小さな田舎町に移住希望の人は、自営業向きです。

移住を機に自営業をやって見たい!という方は小さな田舎町でもチャンスはかなりあると思います。例えば移動販売車で何かを売る仕事を始めるとか、フリーランスのクリエイター、又はネットショップやアフィリエイトなんかを始めてみたい人なんかは特に場所を問わない仕事なので、むしろ小さい田舎町が良いと思います。 

うちは夫がクレープの移動販売を始めましたし、フリーランスのイラストレーターも副業的にやってます。クレープの移動販売車なんて東京なら腐る程ありますが、小さな田舎町だとほぼ独占企業状態です!環境を逆手に取れれば成功する業種もある訳ですね♪

2)地域の選択編

2番目に失敗する理由は地元の人に馴染めないという壁です。自治体に加入しなきゃいけなかったり、奉仕作業が多かったり、玄関に鍵を閉めない様なところもあるそうです。そういうのが苦手な人は地元の人ばかりが住んでいる地域を選んではダメです!! 

選ぶべき地域は、移住組が多く住んでいる地域でもある『別荘エリア』がオススメです。 基本的に別荘エリアに住んでいる人達は都心からの移住者が多いので、個々のプライベート空間を尊重しながら地元の人達と深く関わらずに暮らしていけます。

また管理人がいる様な別荘地なら、除雪、除草などの駆除からゴミ出しなども管理されているのでその辺の心配は要りません。また近くにバス停がある別荘地も多いので車がなくてもなんとか生活する事も可能だったりします。

3)利便性

便利な生活を求めている人はそもそも地方移住は向きません! よく失敗談で耳にするのが「コンビニまで遠い!」だとか「虫が多すぎる!」とか。 

歩いてコンビニに行きたい人や虫が苦手な人は移住すべきでないです。

誰だって最初から虫が好きな人なんていませんが、逆に虫さえ住めない所に人間が住んでいるのはある意味不気味だったりしませんか? 

食べ物に例えるとわかりやすいですね。虫さえ寄り付かない農薬たっぷりの野菜を食べ続けることの不気味さを考えてみてください。すぐに病気になる訳ではないですが、農薬や食品添加物が体に蓄積されるとガンを誘発したり遺伝子が傷ついたりする原因になるんです。虫は最初はもちろん気持ち悪いですが、体に害はないですし駆除していけば出てこなくなります。

便利の裏側には必ず痛い代償がある事を分かっている人、そういう発想転換が出来る人はどんどん都心を脱出して移住するべきだと思います! 別荘地エリアなら割とコンビニやスーパーや学校、病院が近かったりするのもオススメのポイントです。

 

4)夫婦関係の良し悪し

これも大切な要素です!独り身で移住であれば問題ありませんが、大抵は夫婦で移住しますね? そこで失敗する例が夫婦仲があまりうまくいってないケースです。田舎暮らしは夫婦の協力なしでは困難を乗り越えられない事が多いです。

しょっちゅう喧嘩しているカップルは移住が原因で更に仲が悪くなって都心へUターンしてしまうのです。お互い同じ方向に向かって何があっても一緒に乗り越えるくらいの意地がないと難しいのは確かです。

 

移住後に絶対失敗しない田舎暮らし物件の注意点

移住先の物件は実際に住んでみないとわからないリスクがどの家にもあります。新築ならそれほどリスクはありませんが、移住ならではの掘り出し中古物件にはやはり当たり外れがあります。不動産屋も売りたいのであまり正直にマイナス面などは伝えてくれません。ではハズレ物件を避ける為に出来る事をいくつか挙げてみます。

1)夜にも物件を見に行く

私も昼間見にいった時は、ほぼ90%ココに決めたい!と思っていた物件がありましたが、帰る前にもう一度外から見てみようと暗くなった時間帯にその物件に立ち寄ったのです。そうすると昼間では気付かなかった近くの建物のモーターから聞こえる低周波の音がとても気になりました。とても不快な低周波音でしたのでこの音を毎日聞く事を考えるとココに決めなくて良かった!と思いました。

2)標高が高めの物件は避ける

上記の物件をやめて良かったと思えたもう一つの理由はこれです。当初は景観の良くて観光地も近い中古物件を探していたのですが、今考えると標高が高めのエリアは雪も積もりやすく、又、野生の猿も出るんです! 

上の方に住む移住者達は確かに素晴らしい景色に惚れ込んで物件を購入するのですが、後から積雪の多さと山風の脅威そして猿の出没に苦労し、後悔する人が多いのも事実です。特に定年後に移住する夫婦は景観に騙されない様、要注意です。 

また標高の高い位置には温泉や観光地も多く、定住すると観光シーズンは特に渋滞に巻き込まれなくてはいけなくなり、普段の生活も大変になります。

3)ご近所さんに住環境を聞いてみる

これがハズレ物件を避ける一番確かな方法かもしれません。ほぼ決定な物件が見つかったらご近所さんを尋ねてみるか、近くを散歩中の人に聞いて探ってみると不動産屋から得られなかった貴重な情報を聞けたりします。地盤の頑丈さなどもご近所さんの家の壁などを見るとわかります。 

4)上下水道が通っているのか井戸水で浄化槽処理なのか

これ、私が移住して一番大事だと思ったポイントです。電気やガスはどんな田舎町でも通るし問題なく使えますが、水まわりは慎重な考慮が必要です。

なぜなら水は生活していく上で一番大事なライフラインだからです。うちは総合的に見ると当たり中古物件だったと思いますが、水回りが失敗でした。管理がしっかりされていない別荘地なので、3・11の東日本大震災をきっかけに水道管が破裂し水源地のポンプも故障したのですが、公共の上下水道が通っていない為、復旧に約1年もかかり、東京にある別荘地の管理会社もしっかりしていない所だったので、修理も後手後手になりひどいものでした。

独自に井戸を掘るにも費用が100万円単位でかかるし、水質管理も思った以上に大変です。下水も浄化槽です。浸透マスには寿命があり、長年使用していると土に浸透しなくなり、溢れてしまう危険性があるのです。

浸透マスを新しくするにも高額の費用がかかりますから、中古物件を購入する際は、水回りのチェックは必須です!なので、なるべく上下水道がちゃんと引いてある物件もしくは管理がしっかりされている別荘地の物件を購入する事をお勧めします!