人の気持ちを読み取る事が難しいアスペルガー夫が子供を授かるとどうなるのか?

アスペルガーの気がある彼氏と結婚を迷っている人に今一度考えていただきたいと思い、今回もTさんの体験談をご紹介します。

 

1)アスペルガー夫の子供が生まれる前と生まれた時の動向
 

妊娠が判明した際は、「おお、そうか」と一言。

あまり喜んでいるようには見えませんでした。

一度流産を経験しているため、安定期に入るまでは気が気でないのかな、とプラス思考でなんとか気持ちを保っていました。

しかし、夫は仕事が休みの日でも妊婦検診に付き添ってくれる気配もなく、一緒に行こうと声をかけても「なんで俺が?自分の体のことなんだから一人でいけばいいじゃん」と本当にあまり興味がない様子でした。

どんどん大きくなるお腹を抱えながら、このまま出産しても大丈夫なのかな、と不安は募るばかりでした。

「お前の好きにすればいいよ」と、出産準備は全て妻まかせ。

もちろん家事も手伝ってくれる様子はありません。

体調管理、家事、出産準備と全て妻一人で抱え込んでいる状態でした。
 

妊娠9ヶ月の頃、朝起きてすぐ不正出血があり、夫にそのことを必死に訴えましたが、「そんなの俺が知るか!」と一喝されてしまい、病院に連れて行ってくれませんでした。

幸い実家が比較的近かったため仕方なく連絡し、実父に病院に連れて行ってもらいそのまま入院となりました。

父からも「なんで夫が動かないんだ!」と叱られ、非常に惨めな思いをしました。

元々帝王切開の予定でしたが、医師から予定日より出産がかなり早まる可能性があると告げられました。

手術の説明と、同意書を書いて欲しいので夫の来院時間を教えて欲しいと言われましたが、なんと夫は「それ、行かないといけないの?」とまさかの返答でした。

医師からも連絡してもらい、説得してようやく来院してもらうことに成功しましたが本当に興味がないんだと悲しくなりました。
 

そんな夫でしたが、さすがに出産当日は職場の方々から行くように促されたようで、生まれてすぐ子供の顔を見せることができました。

いざお腹から出てくると少しは実感がわいたのか、とにかく写真をずっと撮っていました。

1−1:私の共感ポイント!

初の出産で気持ちが不安な時こそ寄り添ってもらいたいと思いますよね?

妊婦健診はほぼ一人で行きましたが、一緒に来ているご夫婦を見ると羨ましいなぁ〜と思った記憶あります。

私も帝王切開で出産しましたが、出産後感染症を起こしてしまい、お腹の傷が破裂するという大変な経験をしたのですが、破裂するまでどんなに痛がっていても夫は私の事を『大げさな人だな』と思っていたみたいです。

実際に破裂した時にはさすがに病院まで一緒に行ってくれましたが、Hさんの不正出血の時に「そんなの俺が知るか!」は本当にひどいですね。

Hさんのその時の気持ちを想うと、胸が張り裂けそうです。。。

 

 

2)アスペルガー夫の出産後の子供への関心
 

生まれてからは、一応毎日病室に顔を出すようになりました。

私は出産後、回復に時間を要したため、退院後は一ヶ月程私は実家のお世話になりました。

平日は連絡すらありませんでしたが、週末だけは顔を見せにきていたので、父親としての自覚を育てるために沐浴だけはお願いしていました。

私の母が非常に褒め上手だったため、気分を良くしたのか意外にも毎回すんなり引き受けてくれました。

本人なりに父親としての自覚を持つように努力していたのかもしれませんが、基本的に「自分が子育てしたいときだけ子育てする」という感じでした。

ただ、具体的に指示をしないと子供の面倒を見ることができませんでした。

 

子供がハイハイ・つかまり立ちの時期に、「洗濯干してくるから子供のことよろしくね」とベランダに行くと、しばらくして子供がベランダに現れたのです。

マンションに住んでいたので、落下すると非常に危ないです。

夫を問い正すと、「そこまでたのまれてなかったから」と開き直ってしまい、呆れて何も言えなくなりました。

お願いしたいことを具体的に指示すると比較的うまくいくのですが、言い過ぎると怒らせてしまうので、さじ加減が難しかったです。

夫の担当は「お風呂に入れて体を洗うこと」だけで、他は全て妻まかせだったのですが、「自分は子育てがんばってる」アピールがすごかったです。

 

2−2:私の共感ポイント!

うちも沐浴だけは進んでやってくれました。

今も子供達とお風呂に入る事だけは続いています。

オムツ替えなどほとんどした事ないのに、私のお尻の吹き方にイチャモンつけてきたりしました。

人に命令される事が大嫌いな人なので、言葉を選びながら『〇〇してもらいたいんだけど、良いかな?』などと、子供をちょっと見ていて欲しい時など、ドキドキしながらお願いしていました。

今でも私が仕事でどうしても夫に子供のお迎えをお願いしたい時でも『俺も忙しいから約束はできない』などと言って嫌な顔をするので夫に頼み事をするのが嫌で、極力自分一人で解決出来る様にしています。

3)アスペルガー夫が与えた子供への影響と、子供の父親に対する興味(態度)
 

我が家は、子供は1人だけです。

子供が2歳頃、イヤイヤ期に突入した頃だったと思います。

あれもイヤ、これもイヤ、そして泣き続けるという負のスパイラルに疲れ果てていたのですが、ここで事件が起きます。

夫は、そんな子供に対して急にキレて怒鳴ったりすることがあったんです。

そんな夫を見ていると精神的に限界がきてしまって、怒って夫を責めてしまいました。

ついにDVを受けることになったのです。

私は部屋中引きずりまわされ、床や壁にたたきつけられてしまい、体中怪我してしまいました。

そして、「警察を呼べるものなら呼んでみろ!近所から変人扱いされるぞ!」と事あるごとに言われるようになりました。

小心者の私は、結局警察を呼ぶことはできなかったのですが、毎度子供の前でこのような展開が繰り返されるので、このままでは絶対に悪影響が出ると思い、子供が3歳の時に離婚しました。

離婚後は月1回、元夫に面会しています。

月1度だけとなると、遊園地に行ったりおもちゃを買ってもらったり、楽しいことだけで叱られることもないので、今は父親が大好きなようです。

子供とずっと一緒に過ごしていたら、思い通りにならない時にDVの矛先がいつか子供に向いていたのではないかと思うとぞっとします。

我が家の場合は今くらいの関係性がちょうどいいようです。

 

3−3:私の共感ポイント!

うちも全く一緒でした。

事あるごとに『警察呼べるもんなら読んでみろ!』と言って、壁やドアを蹴り倒し穴を開けて出て行くというパターンです。

何かの時に私の主張の証拠になる様に、自分が受けたアザや壊された物の写真をその都度撮っておく様にしていました。

今は自宅ではなく外に事務所を借りて仕事していますし、寝室も別小屋で寝てもらっているので、ちょうど良い距離感でトラブルも減りましたが、ちょっと前までは自宅で仕事し、私も自宅で仕事をしているので四六時中一緒の空間で息が詰まりそうでした。

子供達も父親の顔色を常に気にしていました。

離婚しないにしろ、家庭内別居くらいの距離感を設けないと結婚生活は難しいですね。

 

4)母親の立場から見たアスペルガー夫
 

とにかく手のかかる子供がもう1人 いるという感覚でした。

大人なのに伝わらず、理解してもらえないのです。

子供の成長は楽しいですよね。

でも、成長しない子供のような大人がもう1人いるのです。

全て妻1人で背負い、気まぐれな夫には頼ることができなかったため、非常に孤独な子育てでした。

もちろん、定型夫にもあてはまる部分はあると思います。

ただ、アスペルガー夫との生活は、子育てだけでなく日常生活すべてにおいて、こちらの言い分や常識が伝わりません。

理解しようともしません。

それに対して何も考えていませんし、興味もありません。

何かにつけて「お前はそれでも母親か」と責められましたが、「あなた父親じゃないの?どうしてそんなに何もしないの?」と声を大にして言いたかったです。

子供が子供を育てられるわけはないので、アスペルガー夫との子育ては、きちんとルールを明確にする、お願いしたいことは具体的に指示する、など工夫をしないとかなり難しいと思います。

 

4−4:私の共感ポイント!

本当に何もかもHさんのおっしゃる通りです!

私は何度かキレられるの覚悟で『私だけが子供達の親じゃないんだから、あなたも子供の面倒みる責任はあるでしょ』と言いました。

でも途中から、考え方次第では逆に子育てを完全に自分に任せてもらった方が子供達も自分もストレスないんじゃないかと思う様になりました。

中途半端に子育てに参加されてイチャモンつけられるより、ワンオペの方がよっぽど楽なんです。

Hさんのお子様の様に、たまに父親と遊んでもらうって方が、お互い笑っていられるんですよね。

 

Hさんのおっしゃる通り、アスペルガー夫との子育ては

  • きちんとルールを明確にする
  • お願いしたいことは具体的に指示する

など、工夫する事が大事なんだと改めて思いました。

 

今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪


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