アスペルガーを含む発達障害がある人の離婚率はなんと80%近いという調査結果があるんですね。

その1番の原因に「コミュニケーションの疎通の難しさ」にあると言われています。

はい、当事者の妻として納得の理由です!

でも2割近くは離婚せず、夫婦円満に暮らしている方々がいるのも事実です。

実際に私もなんやかんや言いながら離婚はしていませんし、私の知人夫妻も旦那さんがアスペルガーですが、おしどり夫婦だったりします。

その違いはなんなのでしょうか?

私の経験と知人夫妻の関係性を元に探ってみたいと思います。

 

 

1)アスペルガーの離婚率は8割!?の真相

これはアメリカの研究機関で長年調査した結果で、日本でもおおよそ7〜8割のアスペルガー配偶者の夫婦が離婚していると言われています。

何の障害もない普通の夫婦でさえ、離婚の理由に『性格の不一致』が第1位です。

では『性格の不一致』って一体どういうことなのかを考えてみましょう。

 

そもそも性格って一致するのか!?っていうところから疑問ですよね?笑

双子じゃないんだから性格なんてはじめから一致すること自体、おかしいわけです。

似た者夫婦って一見仲も良さげですが、夫婦って最初から似ているのではなく、長年寄り添い合う事で似てくるんではないかと思います。

 

お互いの欠けているところが相手にあるからこそ惹かれ合い、恋愛や結婚に至ります。

出会ったばかりの頃は『性格が一致』していると勘違いしてしまいがちですが、実際には性格ではなく

 

・気が一致する

・気が合う

・意気投合

 

という流れで結婚なり付き合うなりするわけですね。

しかし一緒にいる事で相手に慣れてくると、お互いに自我を出す様になり

 

・意見が一致しない

・意見が合わない

・会話が成り立たず、気持ちがすれ違う

・意気消沈

 

という流れで離婚に至るわけです。

 

流れ的には普通の夫婦もアスペルガーが配偶者の夫婦も一緒です。

では、アスペルガーの離婚率はなぜこんなに高いのか。

 

いよいよ本題です!!!

 

普通の夫婦とアスペルガー夫婦の大きな違い。

それは、、、

 

 

 

 

話し合いが出来る相手なのかどうか

 

という事に尽きます。

 

定型の人なら、よほど性格に問題がない限りちゃんと向き合って話し合いで相手の気持ちに気づいた時点でお互いに努力する姿勢も期待できます。

しかし配偶者がアスペルガーの場合、まず相手の気持ちを理解するのが難しい為、行動や考えを改めようという姿勢は期待できません。

発達障害ゆえに、まず『自分が変わる』という事が不可能に近いんですね。

もちろんアスペルガーの症状にも軽い人もいたり個人差はあるので一概には言えませんが、アスペルガー全般の傾向を考えると、定型の人よりも空気を読んだり人の気持ちを察する事が苦手な為、話し合いで解決する事の難しさがあります。

 

配偶者またはパートナーがアスペルガーの場合、相手は一緒にいても淋しいという経験を必ずします。

 

結婚生活において、こんなに切なく辛いことはないです。。。

 

 

アスペルガーの人は、結婚相手ではなく友達だったり一時的な恋人だった場合は、むしろ魅力的で一緒にいて楽しい場合があります!

 

特にカサンドラ症候群に陥ってしまうタイプの女性にとっては、アスペルガーの嘘をつけない真っ直ぐな性格や、不器用なところ、得意分野に強いところや才能、ちょっと変わった言動が魅力的に感じ、むしろ輝いて見えたりするんです。笑

 

アスペルガーの人も相手(カサンドラ予備軍)の明るさやポジティブなところ、母性豊かなところに惹かれ、お互いに出会った頃はうっかり『意気投合』しちゃうんですよね〜!

私もその『うっかりさん』です!!笑

 

出会いの掴みはそれこそ理想的な『お互いに欠けているところを満たし合う』関係だったりするのですが、いざ結婚して一緒に生活を共にすると、ノリでは乗り越えられない厳しい壁が待ち構えているわけです。

 

でも、約2割近い夫婦は離婚せずに添い遂げている現実もあるんです!

その差はいったい何なのでしょう?

 

 

2)アスペルガーでも夫婦円満で離婚しない人の特徴

私の友人の旦那さんがアスペルガーなんです。

その友人夫婦を1例に特徴を考えてみたいと思います。

なぜなら、はたから見ると絵に描いたようなおしどり夫婦だからです。

 

まず友達が教えてくれた旦那さんの特徴は典型的なアスペルガーの特徴です。

アスペルガーの特徴についてはこちらの記事です!

 

でもね、友人である奥様はカサンドラではないです。

どんなに辛い思いをしても、ご主人の事、大好き!というオーラが出ています。

お二人は高校時代の同級生で、お互いに初めて付き合った人同士だそうです。

ご主人は優秀な理数系の人で専門分野でバリバリ黙々と仕事をしているので、経済面では心配ないそうです。(羨ましい〜♪)

でもあんなに頭が良いのに、極端に不器用だったりするそうです。

(例えば靴ひもが自分で全く結べなかったり、簡単な日曜大工すら出来ないそう、、)

 

キレた時の恐ろしさはハンパないと言っていましたが、彼女は苦笑いしながら『私がどんくさいから、、、』と自分を責めていました。

ある意味、彼女は旦那さんしか男の人と付き合った事がないので、男の人はこんなものだと思っているらしく、自分のことも学校を卒業してすぐに結婚したから表の社会をあまり知らない、しっかりしていない自分だと言っていました。

彼女はとても美人でセンス良くて努力家で家庭的で明るくてポジティブで、、、

と、私からしたら良いところだらけなのですが、彼女は自分に自信なさげなんです。

だからご主人の事をすごく尊敬していて、少しぐらい辛くても旦那さんを支え、捨てられないように(!?)ご自身が旦那さんに合わせて動いている感じでした。

昔でいう『亭主関白』な夫婦像ですかね。。。

 

このご夫妻の離婚に至らない特徴として

  • 旦那さんがキレる原因は自分にあると奥さんは自分自身を責める
  • 卒業後、社会経験をせず結婚したので、離婚して自立する自信がない
  • 旦那さんの仕事が忙しく、専業主婦で自分の自由な時間が充実している
  • 不器用だけど仕事一途の旦那さんを尊敬している

 

という点があります。

私自身、こうやってご夫妻の事を書いていて、『本当に旦那さん、アスペルガーなの!?』って思ってしまいますが、ご主人は医療機関でアスペルガー症候群だという診断を受けた方でした。

私が受けた印象として、3番目の『自分の自由な時間が充実している』というのが、離婚に至らない大きなポイントなのではないかと感じました。

自分の趣味に没頭出来たり、友達と自由に会う時間があれば、ストレス解消になりますし、旦那さんと一緒に過ごす時間も短いので、良い距離感が保てているのではないでしょうか?

 

私の場合ですが、以前ブログにも書いた通り(こちらの記事です!)このガラスぶち割り事件がきっかけで、初めて旦那と向き合えた気がしましたし、旦那もアスペルガーを旦那なりに克服じゃないけど乗り越えるというか、意識的にキレない様にコントロールしている様に思えます。

家庭内別居する事でお互いの空間、自分の時間を作る様にもなって、距離感も程よく保てる事になったおかげで以前より衝突が減ったと感じます。

もちろんその後も何度か離婚危機はありました。

でも私からは絶対に離婚はしません。

それは、旦那の良いところも十分知っているし、離婚するつもりで結婚なんてしませんから。

いろんな覚悟を決めて結婚したんです。

 

私の両親は昔から喧嘩ばかりしていました。

子供ながらにそんな親を見るのは辛いけれど、離婚話が出て私を交えて話し合った時も辛かったです。

でも私は必死に離婚に反対し、止めました。

うちの親も、何度も何度も離婚の危機を乗り越えてきました。

 

私の母は、若くして家で突然死したのですが、朝の出勤前に洗面所で倒れ即死だったのですが、倒れる直前に最後の力を振り絞って父の名を叫んだそうです。

たまたま父が定年になり、家にいたんです。

リビングにいた父は慌てて救急車を呼びましたが、間に合わず、、、。

 

あんなに仲が悪かった夫婦でしたが、母は最後に父の名を呼び、父は母が亡くなってからというもの、2年程、腑抜け状態になり、その落ち込み様は見ていられない程でした。

 

そんな2人を見て、私は思いました。

『母は父が家にいる時に亡くなって良かった。。。父もなんやかんや母の事を愛していてくれてたんだな。。。夫婦ってやっぱり良いな。。。』と。

 

私はその頃、一人暮らしをしていたので母の最期を看取れなかったのですが、母が最後に力を振り絞って父の名前を呼んで倒れたと聞いて、涙が止まりませんでした。。。

 

そして自分が結婚する時は、何があっても離婚しない覚悟で一緒になり添い遂げようと心に強く思ったんです。

 

今、旦那とは距離を少し取りすぎているかな、、、と自分自身を振り返っています。

カサンドラに陥らない様、自分自身がこれ以上傷つかない様、どうしても守りに入っている自分がいます。

でも、ハリネズミの話と一緒で、離れすぎると温もりが感じられないんですよね。

近寄るとハリが刺さるので、どうしても必要以上に近寄れないトラウマが私にはありますが、なんとかちょうど良い距離を模索しながら、仲良く平和に暮らしていきたいな〜と思う毎日です♪

 

今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪

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