大人の隠れアスペルガー症候群の人は、冗談が通じないという話をよく聞きます。
でも結論から言わせてもらうと、アスペルガーの人だって冗談言うし、ちゃんと通じますよ!
ではなぜそんな誤解が生まれるのでしょうか?
冗談の反応で隠れアスペルガーチェックができちゃうの!?
この辺の疑問を紐解いていきます!
1)アスペルガーは冗談が通じない&言えないの真相
まずアスペルガーの人の特徴として3つの『障害』があります。
それは
- コミュニケーションの障害
- 社会性の障害
- 想像力の障害
つまり言葉の裏を想像したり間接的な表現が苦手なんです。
なので、くどくど遠回りな言い方を特に嫌いますし、言葉の駆け引きも苦手です。
ストレートな表現が得意なんですね。
ストレート過ぎるがゆえに言葉を選ばずに相手の気持ちを結果的に傷つけてしまったりしますので、協調性と言うか社会性に問題が出てきます。
冗談に関してはむしろ嫌いじゃなく、自分でも冗談を言うのは好きというアスペルガーの人は多いのではないでしょうか。
ただ問題なのは、ストレート過ぎて冗談にしてはキツすぎたり、下手すると『それ、笑えないよね?』っていう冗談の域を超えてたりすることがあります。
相手が職場の上司や同僚だったりすると、相手を不快にしてしまい職場の雰囲気が一気に悪くなったりします。
頭にパッと浮かんだ事を言ってしまうので、自分では止めることができず、トラブルメーカーのレッテルを貼られてしまう人は多いです。
うちの旦那の場合、例えばこんな話。
人が周りにいっぱいいて楽しい雰囲気の時に、『鼻くそついてるよ』とか言うんです。
えっ!マジで!? ヒェ〜恥ずかしい〜!!!
何もそんな大きな声で言わなくても・・・😤
と焦り、急いでトイレなり鏡のある場所に行って確認!
うーん・・・ 鼻くそか!?
鼻くそっていうか、鼻くそじゃないよこれ!!
日焼けで鼻の皮が剥けてるのが鼻くそに見えたんだね、こりゃ。
ってかせっかく楽しい話で盛り上がっている時に水を差す様にこんな事人前で言わなくたって良いじゃん!!!
と思うんです。
冗談なんだか真面目なアドバイスなんだかよくわからない事、あります。
きっと旦那からしてみたら親切で言ってくれてるんだと思うんです。
悪気は決してない。
悪いことじゃないんだけど・・・
わかっちゃいるんだけど・・・
空気読んでくれー!!
って感じになっちゃうのがアスペルガーあるあるだよね。
アスペルガーじゃない人だったらきっと小声で『鼻になんかついてるよ』って言ってそっとティッシュくれるとかじゃないかなー?と思うんですがね。
そんなステキなシーン、アスペルガーの人に求めちゃいけないんです!
しかし鼻くそって・・・
女性はそんなこと言われたらショックだよね?
笑えねーし。😤
場がシラけまくりで終わるだけだわ。
逆に私や子供達が言う冗談に大人気なくムキになって怒ったりすることもあります。
冗談って言葉遊びみたいなところがあるから、アスペルガーの人にとって空気読みながらの冗談のやりとりは確かに難しいのかもしれませんね。
ただ、笑える冗談を言い合ったりする事だって普通にありますから、アスペルガーだからといって特別冗談が言えないだとか通じないっていう事はないと思います。
アスペルガーでない人だって、頑固で真面目な人は冗談とか受け付けない人いますしね。
あ、そうだ!
ドッキリの番組ってありますよね?
あれ、冗談通じるかどうかっていうのが一番わかりやすいです!!
私と娘は『芸能人が考えたドッキリGP』っていう番組が結構好きで、よく土曜の夜に見ているのですが、私と娘はとにかく腹を抱えて大笑いするんですね。
特に獅子舞が竹山の頭をかぶり付いて離さないシリーズなんか、くだらなすぎて大好きで娘と毎回大笑いです!!
あとシャンプー中に天井からサダコとかスパイダーマンがそーっと降りてきてびっくりさせるやつとか本当に笑いっぱなしです!!
・・・でも旦那は笑いません。
面白くないそうです。
特に森脇健児と寝顔対決のコーナーは大っ嫌いだそうです。
森脇さんの白目を向いたすごい寝顔と挑戦者のどちらが笑えるかというコーナーです。
他人の寝顔見て何が面白いのかわからないって言っていました。
普通におもしろいと思うんだけど?
あと、私と娘は『志村けんのバカ殿様』とかも大好きで、やってると必ず見て大爆笑するのですが、旦那はやはり好きではないらしく、チャンネル変えられちゃいます。
笑いのツボが違うのでしょうか?
ドッキリとかやらせ的な事が嫌いなのかな?
押し付けがましい事を嫌うので、そういった冗談は笑えないのか!?
人によるのかもしれませんね。
2)冗談の反応で隠れアスペルガー度がわかる!?
アスペルガーの人って見た目にわかりませんから、自分が自覚しているか診断を受けていても自分から言わない限り、周りの人にはわかりません。
家族や職場の人達が『この人、何か変わってる』と感じても本人には言いにくいし、アスペルガーという言葉さえ知らない人もいます。
隠れアスペルガーの人はアスペルガー全体の8割はいると言われています。
症状が軽い隠れアスペルガーの人には外面と内面を使い分けられる人もいて、異常なほど空気を読んだり周りに気を使ったりする人もいます。
職場など外では気を使い、周りに合わせて『良い人』を演じることができる隠れアスペルガーの人に限って、家庭では妻に暴言を吐いたり物を壊したりします。
外と内で様子が違う為、妻が周りに相談しても信じてもらえなかったりするので、アスペルガーが発覚しにくかったりするんですね。
上記の様なドッキリの番組や冗談の反応で隠れアスペルガー度がわかりますが、軽めのアスペルガー傾向の人やグレーゾーンの人は、一度この本を読んでみるともっと詳しくわかります。
この本を読むと、グレーゾーンが確信に変わるかもしれませんし、アスペルガーとはちょっと違うかもと感じるかもしれません。
でも『何か人と違う』など、生きにくさを感じている人にとって原因がわかる事によって、マイナス面を抑え、プラス面を伸ばす方法が見えてくるんだと思います。
今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪
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