アスペルガー夫とカサンドラ妻の出会い〜気づくまでの道のりvol.1


今まで私一人でカサンドラ症候群についての記事を書いてきましたが、ここ最近『もしかして私もカサンドラ!?』という方々との出会いもあり、体験記をシェアしていこうと思います!

出会いから夫の様々な理解に苦しむ言動あるある話、そしてみなさん困った時はどう対処しているのか、私もとても興味あり勉強にもなりますので、カサンドラ症候群でお悩みの方の参考になれば幸いです。

第1弾はHさんの体験談をシェアしていただきました♪

私の見解と共に語っていきます!

 

1)アスペルガー夫との出会い
 

私とアスペルガー夫の出会いは、職場でした。

夫は営業職、私は事務職だったんです。

ある日、私が彼の営業事務を担当することになり、その後関係は急速に発展してきました。

夫は、私より2歳年下でした。

多少「俺様」な感じで「お前は俺が守る!」というワイルドな所に惹かれました。

夫は、楽しそうに話をする私が好きだと言っていました。

まぁ、話を聞いてくれているように見えて、内容は全く頭に入っていなかったようですが。

アスペルガー夫の典型ですね。

デートは、夜景を見に行ったり、映画鑑賞したり、食事をしたり、普通でした。

でも、今思い返すと、夫から提案したことはほとんどなく、私が提案したことに対して夫が賛同する感じだったように思えます。

 

 

1年の交際期間を経てゴールイン。

「僕のお嫁さんになってください!」

と、花束を差し出されたんです。

普通の女性であれば、プロポーズだと思いますよね。

当時私はアラサーだったので、舞い上がってすぐにOKしました。

結婚式までとんとん拍子で進み、結婚式の前日、衝撃的な一言が夫から放たれます。

 

 

「プロポーズしたつもりはなかった」

 

 

夫からしてみれば、将来の約束程度の感覚だったようです。

しかし話が進むにつれ、言い出せなくなったと切り出されました。

急にそんなことを言われて、私は大パニックに陥りました。

だって、後だしジャンケンですよね。

ずるくないですか?

改めて夫の意思を確認したところ、結婚したくないわけではなかったらしいので、そのまま式を挙げることになりました。

まさか自分の結婚式を、悲しい気持ちを抱えたまま行うことになるとは思いませんでした。。。

 

1−1:共感ポイント!

展開が早いところはアスペルガーとカサンドラの出会いの特徴ですね!

私も同じ様に夫からの前向きなアプローチに舞い上がった記憶あります。笑

その時の気分で行動するのもアスペルガーの特徴でもあるので、付き合いたいとか結婚したいとかいう気分になれば先のことなど深く考えずに迷いなく行動に出るみたいです。

私の場合は、結婚式直前に強烈な暴力暴言があり、こんな人と結婚は無理!と思った程でしたが、もう式の段取りや招待客の手配もしていたので後戻りは出来ないと思いました。

Hさんの結婚式を想うと、切ない気持ちになります。。。

スポンサーリンク

 

 

2)アスペルガー夫との生活で『ちょっと人と違う!?』と気づいた時
 

結婚してすぐに感じたことは、結婚したとたん、とても冷たくなったように感じました。

話しかけても、反応がないんですよね。

家族になったから、家モード全開になったんだと思います。

外ではかなり無理して演じていたんでしょうね。

結婚式前日の衝撃告白も手伝って、夫の行動がどんどん目に付くようになってしましました。

店員さんに横柄な態度をとったり、タメ口で話したり。

注意しても「こっちは客だ、なにが悪い」と開き直ってしまいます。

また、夫の運転する車に乗るのがとても嫌でした。

割り込み運転などされると、中指を立てながら相手に暴言を吐くんです。

ちょっとスピード出しすぎじゃない?と注意した時は、速度をガクンと落とし、時速50km制限の道路を時速10kmで走りはじめました。

「ちょっと極端すぎるよ」と言ったら、途中で車から降ろされてしまいました。

とにかく、夫には一般常識が全く通じませんでした。

すぐ怒りますし、コミュニケーションもとれません。

注意しても聞いてくれなかったり、同じ過ちを繰り返したりする中で、夫はアスペルガーではないかと疑いを持ちました。

 

2−2:共感ポイント!

車の運転のところは特にうちと全く一緒でビックリです。

やっぱりアスペルガーの人ってこう出るんだ、、、って改めて思いました。

私も旦那の運転に少しでも口を出した日には、突然運転が荒くなったり、わざと遠回りしたり途中で降りろと言われるので、間違った道を運転していても怖くて言えないです。

あおり運転の逮捕が最近話題になっていますが、夫はあれを見てあおり運転者側の気持ちが分かると言ったりするので怖いです。

今はさすがに気をつけているそうですが、若い頃は相当あおり運転をしたそうです。。。(怖すぎるって!)

スポンサーリンク

 

 

3)アスペルガー夫の困った言動あるある

基本的に自分に関する事以外は興味がありません。

ですから、人の話を全く聞いていません。

特に結婚や出産後は、両実家の調整を色々と行う必要がありますよね。

でも、話したはずの内容が全く相手家族に伝わっていないということが頻繁にありました。

当然、なんで話していないのかと喧嘩になります。

しかし、夫にはトドメの決め台詞がありました。

 

 

「話したけど、決まったとは思っていなかった」

 

 

自分の非は絶対認めません。

話し合い(だと私が思っていた)時間は一体なんだったのでしょうか。

 

  • 話したけど、決まったとは思っていなかった
  • 話したけど、お前がそうするとは思わなかった

 

という言葉を結婚生活の中で何度聞いたでしょうか。

何一つ解決しません。

恐らく、これまでもずっとこの手法でノラリクラリ生きてきたんでしょうね。

人のせいにしておけば、アスペルガー夫の心は傷つかずにすみますから。

でも、自分は傷つきたくないくせに、人の心を傷つけてもそれに気づくことができないんです。

 

3−3:共感ポイント!

私の夫も自分の非を絶対認めません。

自分を守る為に正当化して相手を攻撃するのがアスペルガーの特徴ですね。

夫は『自分はガラスの様に傷つきやすい』と真顔で言います。

だから私からのちょっとした苦言にも傷つき、その反動で猛攻撃になる様です。

まともに話が出来ませんね。

スポンサーリンク

 

 

4)こんな風に対処したり努力してみたけど結果は、、、?
 

話し合いをする際は、取り決めや対処法を1つ1つ具体的に決めて、メモに残すことにしました。

すぐは覚えているようなんですが、時間が経つと完全に忘れてしまうようで、あまり意味はありませんでした。

メモを見せても、お決まりの「話したけど、決まったとは思っていなかった」です。

喧嘩になる度に、「妻をだまらせる方法」「ヒステリー妻」などのブログ記事リンクをSNSに投稿されていました。

夫と私は同じ職場、共通の同僚や上司がタイムラインを見ているのです。

心配して「大丈夫?」「うまくいってないの?」と声をかけられるようになり、夫婦仲がうまくいっていないことがバレバレで、地味に辛かったです。

SNSを誰が見ているのかなんて考えればすぐにわかるはずですが、想像力が欠如しているのでわからなかったようです。

夫に関わるとロクなことにならないため、次第に夫に話しかける頻度が減っていきました。

関わらなければラクですし、何より喧嘩になることもありません。

暴言を吐かれる事は時々ありましたが、極力夫と関わらないようにし、最終的に離婚しました。

 

4−1:共感ポイント!

SNSにそんな投稿をしていたとは酷すぎます!!

同じ職場の人達も見ていると思うとゾッとします。

仕事しづらくなる様な事をされたら、確かにこれはもう離婚しか思い浮かばないです!

 

5)カサンドラ症候群について思う事
 

まるで反抗期の中学生のような夫との生活にすっかり疲弊していきました。

周囲に話しても「夫ってそんなもんよ~、いつまでも子供よね~」とまったく理解してもらえませんでした。

夫はもとより、周囲にも理解してもらえないため、「もしかしたら私のほうがおかしいのかな」「非常識なのは、実は私のほうなのかも」と思い悩みました。

イライラしたり、気分が沈んだり、とても不安定な状態が続いたため、心療内科を受診しようとネットで情報を集めている際にカサンドラ症候群のことを知りました。

私と同じように苦しんでいる人がいることを知り、少し前向きになることができました。

離婚を決め、正式に別居を始めてからも、結婚生活のフラッシュバッグに苦しめられましたが、退職したり、離婚成立で名前が変わったり、夫との関係が1つずつ清算されていくにつれ、嘘みたいに体が軽くなっていきました。

私の場合、夫から離れることでカサンドラ症候群から脱却できたようです。

 

5−5:共感ポイント!

ホント手に負えない反抗期の中学生がいる感じですよね?

私の場合、夫からのストレスがつい幼い子供に向かってしまう事もあったので自分自身を責めてばかりいて病んでしまいましたが、そんな苦しい時ネットで色々と調べて、カサンドラ症候群という言葉を知り、関連書を読み対応していく事で少しずつ脱却の方向へ進めました。

悲しい事ですが、離婚しない場合でも距離を保ってあまり関わらない関係でいた方がお互い平和に過ごせますし、離婚するとなると色々な手続きや環境が変わりそれはそれで大変ですが、アスペルガーの悪夢から完全に解き放されて、本来の自分、そして自分の幸せを取り戻す事が出来ますね!

 

カサンドラ症候群の存在すら知らずに一人で悩み苦しんでいる人がまだまだたくさんいらっしゃると思いますので、もっともっとカサンドラ症候群の認知度が広がれば良いなと思います。

 

今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪


カサンドラ症候群ランキング

 

 

6 Comments

  1. 私の夫もアスペルガーです。
    人の気持ちを考えた発言ができません。人の立場になって、という考え方自体が難しいのかもしれません。夫婦関係において大切な部分が抜けているので補うしかありません。

    • minato.ueno様

      コメントありがとうございました。
      私も結婚してからというもの、何度「何で相手の立場になって考えられないの?」と言ったことか。。。
      おっしゃる通り、最も大切な部分がかけているのが悩ましいですよね。
      一方的にしか補う事が出来ない関係は辛すぎます。。。

  2. 関西のゆきんこ

    2019年3月20日 at 5:26 PM

    はじめまして。発達障害について調べていてこちらにたどり着きました。
    私の彼氏もこの記事に当てはまる気がします。
    話がまるで通じないことが多々あり、はじめは性格や育った環境の問題かと気楽に考えていましたがだんだんと発達障害なのではないかと気づき始めました。本人は全く自覚はありませんので、こちらがうまく接するしかない状態です。
    だんだんと接することに疲弊してきてしまい私もカサンドラ症候群になっている気がします。
    カサンドラ症候群…もっと認知が広まると楽だなあ…。

    • 関西のゆきんこ様

      コメントありがとうございました。
      それは大変ですね!
      結婚は慎重に考えた方が良いですよ。
      彼氏のここが好き!という強い愛情があれば何とか乗り越えられるかもしれませんが、そうでもない限りただただ疲労困憊で常に孤独を感じる結婚生活を送ることになりますから。。。
      おっしゃる通り、カサンドラ症候群の認知がもっと広がれば救われる人も増えるのになぁ、と思います。

  3. 初まして、67才のおばちゃんです恥ずかしながらカサンドラ症候群と言う言葉は、このとしになって初めて耳にしました
    新聞を見て、もしかしたら私もとおもいネットを開いてみました、
    45年間苦しんできたのはこのせいかも?結婚生活45ねん、夫が恐いというより、恐怖で、まるで、生き地獄の様、初めは、何で機嫌が悪いのかわからず、話す言葉も選んでました、私の行動も同様です、反対に姉弟に話しても分かってもらえず、私がおかしいのかとも思い、心療内科にも受診しました、何回も離婚も考えましたか、子供のこと、又金銭面を考え、現在に
    至ってしまいました。私もたぶん、カサンドラ症候群ですね、わかっただけでも、気持ちが楽になりました、大きな気持ちで、夫を操るしかないですね、ありがとうございました、家族の会の様なものがあるとよいですね、私も喜んで賛同させて頂きます

    • 良子さん

      コメントありがとうございました!
      コメントを拝見する限り、ご主人は間違いなくアスペルガーで、良子さんは長年カサンドラに陥ってしまっていたのですね。
      原因がわからず誰にも状況を理解されない中、お一人で本当によく耐えて頑張ってこられましたね。
      45年、すごいです。
      同時に私も良子さんから勇気をいただきました!
      病気ってなんでもそうですが、病名がわからず苦しむ間が一番辛いですよね?
      良子さんのおっしゃる通り、アスペルガーの特性を理解して接する事が出来る様になるとだいぶ気持ちも楽になります。
      お互いこれからは自信を取り戻し、自分の為の時間を上手に楽しみましょうね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!