またもや悲劇的なニュースが入ってきました。
雨の中、1歳のまだ幼い次男を抱っこしたまま電動自転車を運転中、転倒してしまい1歳児が死亡。
なぜその様な事故に繋がったのでしょうか?
状況を追ってみました。
1)いつどこで?なぜ自転車は転倒し、どんな状況で1歳児は死亡してしまったの?
一番気になるポイントを調べてみました!
-
いつどこで起きた?
7月5日の朝8時半頃、横浜市都筑区の市道で保育園に送り届ける途中に起きてしまった事故です。
-
なぜ自転車は転倒してしまった?
事故当日は雨が降っており、手首に掛けていた傘の先端が、自転車のまたがるフレームと前輪の泥よけの間に挟まったことでハンドルが動かなくなり、転倒につながったそうです。
-
どんな状況で1歳児は死亡してしまったのか?
当日は雨が降っており母親はレインコートを着ていて、次男を抱っこひもで前に抱え、左手首に傘を提げた状態で電動自転車を運転していました。
母親は前部の幼児用座席に事故当時2歳だった長男を乗せ、長男にはヘルメットを着用させていたので無事でした。
しかし傘の先端が挟まってしまった事によってハンドル操作が出来なくなり、バランスがとれない状態で転倒し、抱っこしていた次男の頭が落下時に強打され死亡してしまったとの事です。
-
母親の職業は?
保育士だそうです。
保育士ならもっと子供の安全を考えても良さそうなのですが、、、
2)傘を持っての自転車走行は法律違反だという事を知らない?
雨の日に自転車を乗るのは、いろんな意味で危険です。
なぜなら雨の日の自転車事故が後を絶たないのです。
2015年の道路交通法改正で自転車の罰則規定が強化され、傘を差しながら自転車に乗るのは違反だという事を知っている人は割と多いのですが
傘を差さずに持ちながら運転する事自体も違反
なんです。
これを知らない人は結構いる様です。
手で持たなくても、固定金具で傘を固定していても法律違反だという事も知っていますか?
私は少なくともこの事件を知るまで、自転車に傘を固定していれば大丈夫なんだと思っていました。
確かに傘を手で持っていれば、嫌でも片手運転になってしまう訳ですし、かといって今回の事故の様に、手首に掛けて運転してしまうと、先端が車輪やペダルの方に揺れて食い込みハンドル操作不能になってしまう危険性がありますよね。
傘を持って自転車に乗って、3年以内に2回取り締まられると「自転車運転者講習」を受講しなければならないんですね。
受講時間は3時間、手数料が5,700円かかります。
この講習を受けないと5万円以下の罰金刑になるんです。
結構面倒ですよ。
雨の日はスリップしやすいですし、視界も悪いので、なるべく自転車には乗らない方が良いのですが、今回のケースの様に、幼い子供が2人いて、保育園の送り迎えや買い物に連れて行く時なんかもどうしても便利な自転車を使ってしまいがちです。
特に3人乗りは、いくら3人乗り用の高級電動自転車でも、雨の日は特にバランスが取りにくいものです。
でも、どうしても自転車でないと、、、という時は全員ヘルメットとカッパを着用するべきなんですね。
大人の場合はヘルメットなんて、、、なんて思ってしまうママさんも多いかと思いますが、雨の日にヘルメットをかぶれば、頭も濡れないですし、一石二鳥ですよ〜♪
3)乳幼児を抱っこして移動する危険性は自転車だけじゃない!
今回は自転車に乗りながら乳幼児を抱っこして事故に至ってしまいましたが、死亡事故に繋がる危険性は自転車に限りません。
車で助手席や後部席でも抱っこしながらシートベルトする大人も多く、死亡事故が多いんです。
もっと最悪なのが、自分で運転しながら、運転席で抱っこ紐を付けながら運転する人がいるんですよ!
赤ちゃんはエアバッグじゃないです!!
大変危険な行為です。
私も東京に住んでいた頃、1歳の息子をベビーカーに乗せ0歳の生まれて間もない娘を抱っこ紐で抱っこしながら電車に乗って病院に通った事がありますが、今思うと違反ではないにしろ、とっても危険な事だったと感じます。(かと言って一緒に行動しなくてはいけないので、やめる訳にはいかないんですが)
まず、地下鉄千代田線ってのが最悪な環境で、日本医科大学のある根津駅なんかは、エレベーターもなければ、エスカレーターもないんです!!
娘を抱っこしながら、そしてベビーカーを同時に持ち上げながら階段を上ったり下りたりした事が何度もあり、転倒の危険といつも隣り合わせでした。
転倒したら全員大怪我どころか死に至っていたと思いますね、、。
子供との移動手段がもっと楽で、安全な方法が出てくる事を期待してやまないです。
誰かステキな発明品、作ってくれないかなぁ〜 😆
今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪
コメントを残す