発達障害がある子どもでも、将来役に立つ習い事をさせてあげたい!!
そう考えている親御さんって多いですよね?
でも定型児と違い、なかなか難しいんですね、これが。
定型児なら当たり前の様に理解できる事、やれる事がなかなか出来ないのが発達障害児ですから。
でも定型児にはない天才肌の創造力を持っていると言われているのも発達障害児なんです!
まずは子供の適性を見極めてあげる事も親の大事な役割です。
定型児、発達障害児に関係なく本人が『楽しい』と感じない習い事を押し付けるのは親のエゴになってしまうだけです。
ここでは私の周りの発達障害児を育てている親の会のご意見や、私の息子(発達障害児)の子育ての経験からわかった事を元にまとめた、発達障害児にとって役に立ちそうな習い事、また役に立たない習い事は何なのか、そして発達障害児に特化した最先端の習い事はあるのか?を綴ってみます。
1)発達障害児に向かない習い事
まずどの習い事にも言える事ですが、『グループレッスン形式の習い事』は基本的には向きません。
球技やダンスなど、協調性を求められる様な習い事は発達障害児にとってストレスになってしまい、継続が難しいです。
また勝ち負けがある習い事も(武道など)向きません。
一人一人に向き合ってもらえる様な習い事がベストですが、習い事によっては個人&グループレッスンに関係なく役に立つものもあります。(後ほど詳しく述べます)
あとは『学習系の習い事』です。
公文やそろばん塾、習字など、型にはまった学習系は発達障害児の苦手部分を逆に刺激してしまい続かず、本人の良い部分を引き出すという様な習い事にはなりません。
2)発達障害児にとって間違いなく役に立つ習い事
習い事は多種多様ですが、その中でも発達障害児に有意義な経験が身に付くという意味で『体を動かす事』と『表現力を刺激する事』が出来る習い事が間違いなく役に立ちます!
その二つを念頭に考えると、いくつか候補があがりますね?
・『体を動かす』習い事
- 水泳
- 体操
- ダンス
- 武道
- 球技
- ハイキング
- ヨガ
・『表現力を刺激する』習い事
- ダンス
- 絵画
- ピアノなど音楽教室
- ものづくり教室
- 料理教室
この中で、1)で挙げた『向かない習い事』を排除すると
- 水泳
- 体操
- ハイキング
- ヨガ
- 絵画
- ピアノなど音楽教室
- ものづくり教室
- 料理教室
が残りましたね。
この辺から、お子様が興味を示しそうな習い事を選び、まずは見学に連れて行って反応を見てみましょう。
出来る事なら見学に行く前に、お母さん又はお父さんがネット等でその教室を事前にリサーチしてみたり、直接電話で問い合わせて先生の雰囲気を感じ取ったり、口コミを調べる事も大事です。
例えば、ピアノ教室でも先生が子どもより大人を教える方が合っている人もいますし、そんな先生から教わるのと、発達障害児を教えた経験がある先生から教わるのとでは大きな差が出ます。
出来る事なら後者の先生から教わりたいものですよね?
あとは先生と子供の相性もありますから、まずは親が教室のリサーチ&選別をし、見学&体験させてみて、子供の反応を見て決めるのが一番です!
発達障害児は直感が優れている子が多いので、興味を示せば通わせてあげたいですね。
私の経験上、発達障害児にとって間違いなく役立つオススメ習い事は
- 水泳
- ピアノ
です!!
・水泳
水泳はグループレッスンですが、就学前に始めればスタートは一緒でまずは水に慣れることから始まり、潜ってカードを拾ったり座りながらバタ足をしたり、楽しみながら体を動かせます。
私の息子も最初は水を怖がっていましたが、今ではスイミングの日を楽しみにしている程です。
スイミングに通わせて良かったな、と思った点は、泳げる様になるという事ではなく
『着替えと支度を男子ロッカーに一人で入って一人で出来る様になった』
という点です。
発達障害児にとって『自立』は大きなテーマです。
自分で支度が出来る様になるって大きな大きな進歩ですよ!
ららんの場合、妹が1年生になったタイミングで2年生から一緒に習い始めたのですが、最初の一年目は妹と一緒に女子ロッカーで着替えをさせてもらって(スイミングスクールの許可を得ています)、私が最初に手順を教え、半年ぐらい経った後は妹と二人だけで支度をさせ、2年目に入ったタイミングで一人で男子ロッカーで着替えをさせるといったステップを踏ませました。
最初の頃は、自分のロッカーがわからなくなったり、ロビーにパンツ一丁で出てきたり😱、一人でシャワーを浴びれなかったり、プールサイドでおしっこしちゃったり😣、着替えに時間がかかり、私もやめさせようかと思ったほどでしたが、コーチは『ららん君、頑張っていますよ!』と言ってくださり、なんとか続けられました。
半年ほど経った今では、着替えも支度もめっちゃスピーディーにこなし、スムーズに出てきます!!
プールに入る前に必ずトイレに行く習慣もついたので、プールサイドでおしっこもしなくなりました。😅
肝心のスイミングスキルは全然上達してはいないのですが、何よりも本人が楽しく通っていて、潜ったり呼吸をコントロール出来る様になったり、バタ足が出来る様になったり、着替えや支度が出来る様になっただけでも上出来です。😉👍
スイミングを始めてからは風邪も全く引かなくなりましたしね♪
スイミング、本当にオススメです!
・ピアノ
ピアノは5歳から通っています。
ららんは発達障害のせいもあり手先が不器用だし、プラダーウィリー症候群特有の握力も弱いので、指先を使う遊びや習い事を意識して選んでいます。
ピアノは右手と左手が違う動きをするので、脳への刺激もハンパない様で、習い始めて2年間くらいは右手でドレミを弾くだけで精一杯だったのですが、3年目には両手それぞれ違う動きで『カエルの歌』や『ぶんぶんぶん』を弾ける様になったんです!!
集中力もすごいです!
音感もよく歌を大きな声でよく歌うのですが、半音の上がり下がりがしっかり出来ていて音感もとても良いと感じます。
弾ける様になるとすごく嬉しそうだし、自信にも繋がっているんだと実感しています!
脳への刺激、そして感性を養う事が出来るのがピアノのお稽古だと思いますね。
じっと座ってられない子供でも、立ちながら音当てっこしながら弾いてみると喜びますし、ゲーム感覚を取り入れてレッスン出来る先生を見つけられれば更に良し!です。
ららんが通っていたピアノの先生は、子供を教え続けて20年以上のベテラン先生ですが、生徒数も多く、発達障害を持つ子供のレッスン経験も豊富な方でした。
こんな小さな田舎町でこんな素敵な先生に出会って、ららんも私も本当にラッキーです!
でもネットや口コミを頼りに諦めず探し続ければ、良い先生との出会いもきっとあると思います♪
良い先生で子供と相性も合うなら少々遠くても通う価値アリですね!
3)発達障害児に特化した最先端の習い事
ご存知ですか?
ピアノや水泳は割と身近で受けられる素晴らしい習い事ですが、今の時代は『発達障害児に特化した習い事』があるんです!!
という事は、発達障害児が苦手とする事を克服できる様になったり、得意な事を更に伸ばしてあげたり、また我が子の隠れた才能が何なのかわからない時に、適性を観察し引き出してくれるという場所でもあるんです!
発達障害で悩んでいる方は、一度は見たことがある発達障害の悩みに答えるサイト『LITALICO(リタリコ)』さんが企画を考え運営している会社です。
そうなんです!
時代はITなんですねー!!
私の子供の頃では考えられなかった次世代型習い事が登場しました。
しかも発達障害という特性を生かして、ものづくりを通して才能を伸ばしていく習い事です!
具体的にどんな内容なのかというと
発達障害を持つ子供の興味や得意なものに合わせて、一人一人のオーダーメイドカリキュラムを考案してもらえるんです。
子供が興味を示しやすい
- ゲームやロボットのプログラミング
- ものづくり
を通して、自らに合った学び方や、得意なことから自らを伸ばす経験をすることで、自尊心を育て、創造力や試行錯誤する力を育むのが目的です。
ロボットを自作できちゃうなんてすごいですよね〜?
まさに次世代の最先端レッスンです!
子供の目がキラキラしちゃうのが目に浮かびます〜🤩
幼稚園年長さんから高校三年生まで幅広く通えるそうです。
現時点では東京と神奈川県にしか教室がないという難点はありますが、関東に住んでいる方は体験レッスンを受けてみても良いかもです!
今なら2コマまで体験レッスンが無料との事なので、今度ららんを連れて参加してみようと思います♪
クリスマスに買ってあげたロボットが想像以上にお気に入りの様で、毎日毎日語りかけたり操作して遊んでいるので、きっとららんもロボット作りに興味を示すんじゃないかと思います。
ちなみにららんにクリスマスに買ってあげたロボットはコレ!
メイロイド すすむ君
プチプラなのにも関わらず、おしゃべりを真似したりダンスしたり、迷路を歩き出したり、妹にも買ってあげた『シャベロイド まるお君』とも、おしゃべりしたりもするので、見ていてすごく楽しいですー!!
シャベロイド まるお君
なかなかかわいい奴でっせ。
ロボットは子供の食いつきが違います。笑
実際にロボット作りを体験してららんがどんな興味を示すか楽しみですー!!!
今日はどんな感じ? ポチッとチェックしてみてください♪
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