【速報】沖縄の新知事が決まりました!
命を削ってまで普天間基地の辺野古移設に大反対をしていた翁長知事の後継候補、『玉城デニー』氏が沖縄知事に当選しましたね。
沖縄で初のハーフ知事誕生という事で注目度が高いですが、『玉城デニー』氏って一体何者なのかを追ってみます。
1)沖縄県新知事に当選した『玉城デニー』氏って誰?
まずその気になる名前ですが、本名は『玉城康裕』です。
本名と言っても、小学校4年生の時に家庭裁判所に申し出て改名したといいます。
1959年沖縄県うるま市生まれで、父親は沖縄の米軍基地に駐留していた米兵で、アメリカに渡ることを前提に母親から「デニス」と名付けられたのですが、結局母は先に帰国した夫を追って渡米する事はなく、女手一つで育てられたそうです。
福祉の専門学校を卒業後の1989年以降はタレントとして独立し、地元沖縄でラジオのパーソナリティなどの活動を続ける中で知名度が上がって行き、2002年に市議会議員に初当選。
2009年には衆議院議員総選挙に当選し、政治家デビュー。
2018年まで連続で衆議院議員を務めあげるが、沖縄県知事選挙への立候補の為、辞職。
そして今日の投票結果は、、、
自民党が推薦した候補に大差をつけて当選を果たしました!
今回の沖縄県知事選挙での最大の争点だった米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に、玉城氏は翁長知事の取ってきた「反対姿勢」を受け継ぎ、主張してきましたが、多くの県民の声が辺野古移設に反対しているのが明確に結果となって現れた形になりましたね。
2)『玉城デニー』氏の政策公約&主張まとめ
玉城新沖縄知事はこんな公約&主張を発表しています。
- 翁長知事の遺志を受け継ぎ、辺野古に新たな基地は造らせない
- 子どもの貧困対策を最重要政策に掲げる
- 保育料の無料化
- 子ども医療費無料化の拡大
- 待機児童ゼロ
- 中学・高校生のバス通学無料化
- 給付型奨学金の拡充
- 子育て世代包括支援センターの全市町村への設置
- 特養ホームを283床増(2020年度までに)
- 1人あたりの県民所得を現在の216.6万円から271万円へ(2021年度までに)
- 国際医療拠点形成に向けた健康医療分野やバイオ産業の育成
- 県内産業の競争力を強化するとともにアジアにおけるビジネスの拠点をめざす
- 離島住民の移動コストと生活コストを低減する。小規模離島の割高な水道料金も低減する
- 日米地位協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律」を廃止し、米軍にも日本の国内法を遵守させるよう強く求める
沖縄県民はもちろんのこと、日本国全体を考えても玉城デニー氏の当選は新たな方向転換となるきっかけになりそうですね!
子育て世帯にも手厚い政策を掲げていますし、さすがは福祉の専門学校卒という事もあり、福祉対策も支持されたポイントかと思います。
私個人の意見としては、リスト14番目の
日米地位協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律」を廃止し、米軍にも日本の国内法を遵守させるよう強く求める
というのが、とても心強く、デニー氏を支持したい部分であります。
日本人としてとっても大事な事ですからね。
とても他人事ではないです。
沖縄で起きている米国との数々のトラブル=日本存続の危機
だと感じているからです。
戦後、こんなに長い月日が経っているにも関わらずアメリカの言いなりになってしまっているのは日本だけですから。
3)玉城デニー新沖縄県知事が誕生した事による安倍政権への影響は?
与党政府側は知事選の結果に関係なく辺野古移設工事を進める構えですが、移設反対の民意が改めて示された今回の選挙戦で、計画に遅れが生じるのは必至と思われますね。
県政奪還の失敗は、自民党総裁選で連続3選を果たしたばかりの安倍政権にとっても非常に大きな打撃で、来年夏の参院選に向け与党内でも大波乱が予想されます。
もしこの沖縄県知事選が自民党総裁選挙の前に行われたとしたら、、、もしかしたら安倍さんの票が石破さんに多かれ少なかれ流れたでしょうね。
このタイミングでの沖縄県知事選挙はある意味、安倍政権にとっては胸をなで下ろす状況だったのではないでしょうか。
4)玉城デニー氏のデマまがいのスキャンダルがこのタイミングで流れた裏側
世論調査で玉城デニー氏の優勢が伝えられ、焦った政府側は何かしらの根回しをして玉城デニー氏の当選を阻害させようとした企みがあったのかもしれません。
知事選の最中にこんなデマが流れていました。
- 引退した安室奈美恵氏が玉城デニー氏を支援した
- ポスターの張り出し場所が公職選挙法違反
- 一括交付金制度を作らせた
- 政治資金規正法に違反の疑いありという報道
- 玉城デニー氏に隠し子騒動
こんな感じで、玉城氏の足を引っ張る様なデマまがいなスキャンダルが一気に湧き上がったのも不自然な動きでしたね。
安室ちゃんが玉城氏を支援したっていう事自体も、まるで玉城氏が安室フィーバーに便乗した様な報道の仕方でしたよ。
いかにも陰険な感じですねー!
そんなスキャンダルにも負けず乗り越えて、堂々と当選された新沖縄県知事:玉城デニー氏の動向を温かく見守って行きたいと思います♪
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